留学生オリエンテーション

月曜日(2011.2.7)に留学生オリエンテーションがあり、朝9:30にメインキャンパスの噴水前に集合。今期の留学生は全部で130人ほどいるが7人くらいづつのグループに分けられ、各グループにKOC大学のトルコ人学生がメンターとなって、大学銀行の口座開設から居住許可証の登録、キャンパス施設の案内、その他困りごとの処理まで何でもやってくれる。まさに至れり尽くせりだ。僕のメンターのYilmzによると、メンターは仕事としても大変だし時間的な拘束も多いが各国に知り合いが出来るし、面接試験があるほどの人気なんだそうだ。僕と同じ班になった他の留学生は、同じく京都大学から来たMさんと、ポルトガルから来たMaria、Pedro、オーストリア人のThomas、ドイツ人のClaraとStefanだ。Stefanは偶然かどうかは判らないが、寮の同じフロアだったので一緒にメインキャンパスに向かうことに。また、京大から来た僕とMさん以外はCEMSという国際的なビジネススクール組織に属している大学の学生のようで、CEMS独自のカリキュラムも組まれているとのこと。慶応大学のビジネススクールが今年(2011年)の秋からこの組織に入るようで、初めてこのような組織があることを知った次第。というかCEMS凄い(スクールリスト)。

とりあえずこの日大変だったのはコミュニケーション。CEMSのメンバーはまあよく喋ります。「そんなのどうでもいいだろー」ということまで。しかしそれが出来ないと個人として認識されない状態がとても辛い(いわゆるぼっち状態)。こういった、喜怒哀楽を如実にして受け止めるのが欧米のコミュニケーションなのかな、と放置されている間に無駄に考えてみる。実際問題スピーキングの能力も全然追いついていないため、話に割り込めない。この状態は悔しいのでなんとか対策を考えてみたいと思う(内容もないのに無駄に話しかけまくっても、なんか変な奴扱いされそうだし難しいところだ)。さらに自分のリスニング能力の無さにも同時に絶望する。がんばるしかない。

授業は来週から、と配布された資料にはあったのだが、なんの手違いなのか今日から授業があることが判明。急遽授業に出席する。CEMSのメンバーと違ってトルコ人の学生は留学生に興味があるのでかまってもらえる。ちょっと嬉しい。しかしコミュニケーション能力・英語能力という根本的な問題が解決したわけではないのでここは苦しむしかないだろう。というよりか、そのためにここに来たんだと言い聞かせる。

しかしこんなぐでぐでな海外留学記も珍しいな。。。
写真は大学から一番近い町、Sariyerを案内してもらったときのもの。犬、寝すぎ。