フィールド調査団キックオフミーティング@Tamale

世界銀行でアフリカ投資をされている小辻さんという方が立上げた青年海外協力隊フィールド調査団(市場調査団)のメンターを拝命したので、ガーナ北部のノーザン州タマレでキックオフミーティングという名の大人の修学旅行に行ってきました。

小辻洋介「ぼくがアフリカでの商売にハマる理由」
http://toyokeizai.net/articles/-/31157

市場調査団HP

世界のグローバル化、また日本企業の新興国進出の増加に伴い、各国経済やBOP市場の成長性に関する調査の重要性が増してきています。 それらをマクロに考察したレポートは多いのですが、村の様子や個人の消費行動など、ミクロ的な視点での情報はなかなか見つけることができません。 「青年海外協力隊・市場調査団」は、そういったミクロな情報発信において、新興国の村落部で地に足をつけて活動している青年海外協力隊が貢献できるのではないか、 という課題意識ではじまったイニシアティブです。

http://jocvmr.webcrow.jp/


タマレ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%AC


INSEADを卒業されて投資会社のガーナ支店で働かれているメンターの方のつてで、経営者のアテンド付きでシアバターの工場見学が出来たり、領事館で働かれている方がファンディングして作られた幼稚園を見学させていただいたり、一人ではできない体験をさせてもらいました。

アバター
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC

My Dream
http://mydreambridgethegap.webs.com/





夜は大人の勉強会が開催され停電の中WFP勤務の方の自宅で、ガーナにおける海底油田プロジェクトの話をさせていただきました。ほかにも小辻さんのマーケティング講座やUNIDOで難民キャンプの住民の職業訓練プロジェクトに従事されている方のお話とか。BCGを辞め、国際開発の道に移るときに、「なぜ辞めるのかみんなに説明してください」と言われて「なぜ私はBCGを退職するのか」というプレゼンをした話がかなり面白かったです。この方も小辻さんもそうですが、自分がやりたいことがまずあって、そのための修行の機会として既存の組織を利用しているという、その逞しさ・クレバーさにしびれました。

WFP
http://ja.wikipedia.org/wiki/WFP

UNIDO
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%A9%9F%E9%96%A2

お忙しいなか青年海外協力隊の隊員の皆様も10人以上集まっていただき、意識の高い方が多く、みなさん真剣だな、というのが印象に残りました。
やはりいろいろ動いていると人脈も広がるし刺激を受けて考えるし、最初の一週間はなにもなさ過ぎて絶望していましたが、アフリカ生活面白くなりそうです。