【飛んで】交換留学行ってきます【イスタンブール】

経営管理大学院に入学するときに、目標が3つありました。

  1. 海外の辺境の地で長期の貧乏旅行をすること
  2. チームを作ること
  3. 留学すること


一つ目は夏休みにNYと成都へ行き、二つ目は勉強会とINCにて達成(したつもり)。留学に関しては、留学経験がないというコンプレックスを解消すること、外国で自分を厳しい環境におくこと、英語のブラッシュアップを図ること、ボストンキャリアフォーラム参加のネタを作ることなどが目的です。経営管理に所属しながら留学する方法は2つあります。
一つ目は京都大学全体の交換留学生として申し込むこと。これは修士2年生の9月から半年間のものが多いです。基本的にはGPA3.0以上、TOEFL80点以上が必要ですが、何故か最近の京大生は留学希望者が少ないらしく、100名程度の枠に50名ほどしか応募がないため、GPA3.0以下、TOEFL60点程度でも内定してしまうそうです。これは学内の選考さえ通れば、提携先の大学の審査がほぼ無いため可能な措置であり、留学したい人間にとってはとても美味しい情報です。申し込み締め切りは修士1年の10月なので、それまでにTOEFLのスコアを準備しておくことと、前期に出来るだけ良い成績を収めておく必要があります。埋まらなかった分の枠は修士1年の1月に再募集がかかるので、初回の募集までにTOEFLのスコアが準備できなかった人はこの際に申し込むとよいでしょう。さすが京大だけあって、世界の著名大学が結構そろっています。

提携先一覧
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education/international/students1/admissions/guide/list_of_univ.htm

二つ目は経営管理が独自に提携している大学へ、交換留学生として申し込むこと。これも同様に経営管理の選考さえ通ってしまえばほぼ無条件で留学できるため、申し込んでおいて損はありませんが、京都大学全体の留学提携校に比べ選択肢が狭いのが難点です。主にアジア地区の大学のMBAコースと提携を結んでいます。ここに今年度から台湾の台湾大学とトルコのコッチ大学が加わりました。

僕はというと学校の授業をいくらがんばっても、就職ややりたいことに結びつくかどうか、成果が不明であり、後期に入って努力の方向性に悩んでいたため、経営管理曳野孝先生に相談したところ、今年度から新たに提携を結んだ、コッチ大学への留学を薦めていただきました。必要書類はCVに1page essay(共に英文のものを作成)、英語のスコアなどが主なものです。
しかしここで問題が。留学期間は2011年2月から2011年6月までであり、修士2年の学期の始まりである4月が留学期間と被っているため必修であるワークショップ(WS)の授業が履修できず、留学が決定すると同時に留年も決まってしまうという状態でした。9月からの留学生に関しては、後期のWSを留学で振り替えるという措置が取られていたため、前期のWSでも同様のことが出来ないかと思い、いろいろゴネてネゴしたところ認められることに。実質的に経営管理としても留学即留年という状態はいつか解消しなくてはならないため、このような状態になるのは時間の問題だったとは思うのですが、認めてもらうまでは結構大変でした。
コッチ大学はeducational languageが英語であり、FTMBAランキングに入っていること、取得しようとしていた資格であるCFAプログラムのパートナーに選ばれていることなど、自分にとってとても素敵な大学です。

KOC UNIVERSITY
http://www.ku.edu.tr/main.php?lang=

KOC UNIVERSITY(MBA course)
http://www.ku.edu.tr/ku/index.php?option=com_content&task=view&id=1134&Itemid=2190

世界3大料理のうちの一つがトルコ料理であるといううわさや、混血が進んでいるために、お姉さんがきれ、ごふん!、何でもありません。
ともあれ2011年1月30日より関空よりトルコに向けて旅立ちます。

[下写真中央]acceptance letter:入学許可証みたいなもの