トルコ留学前半(Spring termⅠ)を振り返ってみる

KOC大学のMBAコースは日本で言うところの1セメスターを2つの学期に分割しています。日本の大学だと、多くの場合、4ヶ月が1セメスターに相当するかと思いますが、2ヶ月のセメスターが2つあるイメージです。春学期の前半はSpring term Ⅰ、前半がSpring term Ⅱと呼ばれています。ひとつの授業あたり週に4コマ授業があり、また中間試験から最終試験までは怒涛の勢いで流れていきますが、その分選択した少ない科目(通常2つ)を深く掘り下げるには適した方法かなと思ったり。学部生の授業である'Turkish Economy'と'Business Communication'を取るため(学部生向け授業は日本と同じ期間開催。週に2コマ。)MBAの授業はファイナンス系の授業の'Finance Market Institutions(FMI)'のみを取る事に。これだけで合計週に8コマになります。

FMIの授業に関しては、日本でいえば東京証券取引所に当たる組織であるIstanbul Stock ExchangeからRecep Bildikさんが教授としてきてくれました。HBS卒。現在進行中のSpring term Ⅱの授業もそうなのですが、講師陣は一線で活躍しているMBAホールダーの実務家の方が来てくれている場合が多いようです。MBAとして実に真っ当な体制だと思います。
授業の参加者は現地のトルコ人学生が5人の留学生が6人の計11人。トルコ人学生は全員2〜3年の実務経験者で航空会社、銀行、経営コンサル、技術者などのバックグラウンドを持っていました。留学生組みは私以外直接学部からMBAへの進学者。背景は違いましたが、なぜかクラス全員が単位獲得に向けた戦友!というような、不思議な連帯感と一体感があり、彼らと知り合えただけでよかったなと思った次第。授業の構成は、始めに教授の登録しているBloombergのサイトを見ながら世界のマーケットのオーバービューと、主だったマーケットニュースに関してディスカッションしたあとに講義、という形式。
学生は基本と思えることでも授業中にどんどん質問し、先生もたじろぐ場合もしばしば。私といえば自分の得意な分野でしか発言できず。。。


また授業とは別にプライベートも充実していたと思います。

ハマム(トルコ風呂)に行きました。
ハマムとは日本でいうところの銭湯のようなところ。築500年の建物使ってます、というところもざらにあります。基本的な流れは鍵付きの個室(ベットが備え付けてあり、入浴後寝れる)に荷物を置き、腰にタオルを巻いたあと、サウナ⇒全身垢すり(泡あわにされます)⇒マッサージという流れ。地元の人向けのハマムならこれで1,500円くらい。旅行者向けのところだと4,500円くらいです。













・ぼんぼんに逆ナンされる。'Turkish Economy'の授業で偶然となりに座った学生に声をかけられ仲良くなりましたが、そいつが地中海に面したリゾートホテルの御曹司でspring break(4月一週目の春休み)にスイートルームにタダで泊めていただきました。往復の航空券付き。貧乏性なので逆に申し訳なくなってきてあまり楽しめず、途中でカッパドキアに逃亡。













カッパドキアに1泊1日の強行旅行に。
滞在地からカッパドキアまでのアクセス情報が何も無かったのでとりあえず長距離バスセンターまで、ホテルの方に送ってもらい情報収集。ホテルは現地についてから探せばいいかとも思いましたが深夜到着の可能性も考えてexpediaで予約(結果、これがとても良い判断だったことが判明。現地のバス停の周りには何も無かった。。。)。余談ですが、ホテルは国内・国外含めてexpediaが最安で予約でるという認識です。クーポンもググると簡単に見つかりますし。(追記:楽天トラベルとexpediaのどちらが安いかは実際に比較してみないとわからないようです。expediaは「予約手数料」というものが別途かかることに気が付きました。姑息な。。。)飛行機のチケットならSkyscannerが最強(2011/4現在。あくまでも個人的認識)。共に日本語のページを用意してくれているのが嬉しいです。これまでの経験上、ショーやスポーツ観戦の際のチケットは、日本の代理店を通さず、英語もしくは現地語のHPを探して直接予約するのが最安ですし、クレジットカードがあれば以外と簡単にできたりします。
カッパドキアは今まで行った世界遺産の中でトップ3に入る素晴らしさ。3日くらい滞在したかった。。。
















後半戦(Spring term Ⅱ)はケース!ケース!ケース!