理系学生に伝えたい就職のこと
工学部の学生の方から進学に関しての質問を受けましたが、熱くなって就職に関してもつらつらと述べてしまいました。僕が大学を卒業して就職した後に思ったこと(主に反省点)を、世の理系学生とシェアしたいので転記しておきます。
1.なにも考えず自分の専門分野の業界に就職しない。もっといろんな職業を見てから決める。
理系学部によくある学校推薦は学内選抜だけで就職が決まりますが、逆に言うとほかの選択肢を(確認もせずに)捨てたことになります。
「〇〇工学科卒業だから〇〇業界」という安易な考えを捨て、自分の興味のある別の業界の人にもっと話を聞けばよかったと後悔しています。(いわゆる文系就職活動も本気ですればよかった)
日本の就活生はOB訪問という特権があり、多様な職種・会社の中の人の話を直接聞く機会を(自分から働きかければ)作ってもらえますし。
〇〇工学科を出ているからと言って、本人の適正が〇〇業界にあるとも限りません。
もちろん適正があって楽しめるならとても幸せなことだと思うので無問題です。
2.インターンに参加するべきだった
1.で述べたことと被るのですが、学部3年生/修士1年生の夏に行われる外資系金融・コンサル、日系商社・コンサルのサマーインターンに、参加しておけばよかったと後悔しています。理由としては以下の通りです。
a.就活の雰囲気がわかる
b.その会社の社員とOB訪問以上の密度で接する・話す機会が得られる
c.同じ年のすごいやつ、面白いやつと出会える可能性がある
ちなみにキャリア選択に関しては以下の記事がとても面白かったです。
「自分が一生やりたい仕事」