英会話ヒトリゴト学習法

備忘録も兼ねて読んだ本を紹介していきたいと思います。
皆様の食指を動かせたら幸い。

「英会話ヒトリゴト学習法」酒井穣、PHP研究所、2008.

日経ビジネス池谷裕二さんの記事http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20080402/152046/を見てもらうと分かるのですが、基本的に勉強はインプットとアウトプットをセットで行うことで効果が上がります。自分で辞書を引いた単語は忘れにくい、など経験的にも納得できる結果です。物を覚えるときは脳に負荷をかけたほうが良い、と個人的には考えています。英語の学習でいうと、日本ではどうしてもアウトプット(speaking,writing)の必要性が無いため、勉強がインプット(reading,listening)に偏りがちです。    (関連:「英語の家」についてhttp://d.hatena.ne.jp/rintan0103/20100213/1266040320
そこでどうにか英語のアウトプット(speaking)を楽にできないかを考えていましたが、この本はまさにその一つの解を与えてくれるものです。やり方としてはすきま時間などに一般名詞を思い浮かべ、ヒトリゴトでその名詞について自分の持てる知識をフル動員して説明します。
例えば「phone」だったら「It is a machine to talk with other people...which is run by electricity...」とぶつぶつつぶやく感じです。他にもクリップを使って記憶を定着させる技とかいろいろ書いてありとても面白い本でした。
ちなみにwritingに関しては「paragraph writing」で検索すると、外国のテキストがたくさん出てくるので、いいものを探している途中です。何かお勧めのものがあったら教えてください。