パーソナルブランディング考

会社(組織)を離れると、どのように社会と繋がるか/アピールするかと言うことが問題意識として上がってきます。ひとつの方法としてネットを使ったパーソナルブランディングがあると思い、それをテーマにした本を読んでみました。以下、面白かったもの/為になったもの3冊。

「パーソナル・マーケティング本田直之ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009

レバレッジシリーズで有名な著者がどのようにパーソナルブランディングを行ってきたかを述べています。会社の立ち上げや実際にベストセラーを生み出してきた方だけに、いろいろと参考になることが書いてありました。著者によるとこのようなパーソナルブランディングの本はアメリカで多く出版されているとのこと。「The Brand Called You」などを別の媒体で紹介していましたが、この本は英語のくせにとても読みやすかったです。

「ネットがあれば履歴書はいらない」佐々木俊尚、宝島新書、2010

最近熱い議論を展開している佐々木さんの一冊。この方も毎日新聞を退社したあとフリーになりましたが、そのときにどのような経緯で仕事を取ってきたか?という自身の経験をもとに議論を展開されているので、これまた参考になります。

「「ツイッター」でビジネスが変わる!」ジョエル・コム、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2009

ツイッター関連本は多く出ていて僕も5冊ほど読んだのですが、これが一番具体的にまとまっていると思います。「ビジネスが変わる!」というタイトルですが、どちらかというと「個人でやっているビジネスが変わる!」というタイトルのしっくりきました。組織にとってのツイッター利用法というよりはより個人にフォーカスされている本だと思います。