DeNAの南場智子さんが来てくれました。

今期の講義「ナノテクベンチャー論」は毎週入れ替わりでベンチャーキャピタリスト(VC)やベンチャーの社長などが講義を行ってくれるという、とても面白い授業。
これまでにタリーズコーヒーの初期の出資者で、現丸の内企業塾塾長の須賀等さんや、東京大学で大学発ベンチャーの育成に尽力されている各務茂夫さんの講義が行われました。

今週はDeNAの南場智子さん。正直DeNAが提供しているモバゲータウンなど、無料を謳って参加者を集め、アイテム等で課金するモデルに対して、情報弱者からお金を搾り取る謎のビジネスだなと疑問に思っておりました。マッキンゼー出てハーバード出て、こんなことやってて何が面白いのかなーという疑問もあり。優秀な人にはTEDとかGoogleとか人類の知の向上とビジネスを両立させるような事をやって欲しい。。。などという独善的な期待があったので。

で、お話を聞いた感想。
・ビジネスを拡大させるのが楽しくて仕方がない感じ。
・私の疑問に関しては「ゲームで救われる人もいる」という回答
（「知の向上」がプライオリティーなのは価値観の違い）
・エネルギッシュで面白い人。余裕で友達になれる雰囲気。オープンマインドな方。
・プレゼンの「崩し」と「組み立て」のメリハリがうますぎ。
「崩し」・・・感覚的に砕けた調子で喋ること。タメ口。
「組み立て」・・・ビジョンを述べる。まじめなことを喋る。丁寧語。

質問の回答に関しては納得してないけど、なんだかエネルギーをもらえた1.5時間でした。