受験対策(2つ目/2記事中)


前回は入試に際して必要な1.小論文、2.英語、3.推薦状、のうち、小論文について書きましたが、今回は2.英語について書きたいと思います。3.推薦状に関しては会社の上司か大学の先生にお願いするだけなので省きますが、当然権威のある場所に所属している人に書いて頂いたほうが良いです。
 話を戻して英語の勉強についてなのですが、ここで書かれることは英語が苦手すぎておしっこが漏れそうな人だけ読んでください。TOEIC700点以上の人には参考にならないでしょう。とりあえず僕はおしっこが漏れそうだったので、(しかも時間も無いし)英語の本質的な部分を見える化するところから始めました。高校で英語の勉強に挫折して以来まともに勉強したことの無かった僕は大学受験終了後8年間も英語に触れていないという恐ろしい状況で、英語の勉強方法すらわからなかったのです。

英語に要求される能力を見える化したものが左の図になります。「英語の家」と名づけています。水色で色付けしたマトリクス内の4つの能力を、ピンクで色付けした文法と語彙という土台が支えています。要求されるクリティカルな能力はまずはこの土台部分ということになります。

文法
文法書は友人から進められた「Grammar in use intermediate」を使いました。これは留学生のために英語ネイティブが英語で書いた文法書でmustとshouldの違いなどネイティブのニュアンスレベルで文法を解説してくれる良著です。英語で書かれているといっても、簡単なものですし、大学入試を経験した人なら苦労しないはずです。このテキストはこのような「ネイティブのニュアンスってこうだったんだ!」という発見があり、問題を解いているだけで面白いというおまけつきです。この本には中学校時代に出会いたかった。。。



単語
単語はきちんと「単語勉強の時間」というものを取ることが必要だと思います。テキストはなんでもかまいません。もちろん、日々「これは英語でなんと言うのか」と自問し、すぐに辞書を引くことや、英和辞典、和英辞典に加えて英英辞典を引く、などという工夫を加えると本質的な理解に繋がります。それと記憶に粘らせる努力も有効です。「デリバリーで食べたか熟考する(deliberate)」とか、単語を絵にしてみる、とか。記憶の引っかかりを増やし、短期記憶を長期記憶にする工夫をすると良いかと。英語の本を読む中で何回も出で来る単語とかも意味がわかった後は結構記憶に残っているものです。単語は英語に触れている限りどんどん増やすことが出来ますが、そのような「偶然増加」と意識的に使用頻度の高い単語を覚える「意図的増加」の両方から覚えました。元ライブドアの堀江さんが英語の勉強についてブログで語っていましたので参考にして下さい→http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10187894374.html


リスニング
 ポッドキャストおよび市販の教材(アルクヒアリングマラソンとか)を使っていました。ポッドキャストは以下のものを聞いていました。
 ・TED
 ・CNN daily(video)
 ・English as a second language(ゆっくりしていってね!)
TEDは試み自体がやばい。素敵。日本でもプロジェクトが進行しているみたいです。
TEDとは(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/TED_(%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9)


リーディング
ひたすら英語の本を読みました。単語の勉強にもなります。だんだん関係代名詞で前に戻ったりしないで、そのまま読めるようになってきます。Google日本法人会長の村上さんの本が参考になります。


とりあえずここまで挙げた試みを継続していれば、TOEICの点数はどんどん上がってくると思います。TOEFLはライティングがあるので、また個別に対策しないといけないと思いますが。